自然淘汰についての疑問

以前から不思議なんだけど、自然淘汰って英語だとNatural Selectionだから直訳すれば「自然選択」で、実際そう書いてある本もいっぱいあるのに、どうして日本だと「自然淘汰」の方が一般的なんだろう?

「優秀だったら選ばれる」って言うのと「出来が悪いのは除かれる」って言うのは結果的に一緒でも印象としては全然違うよね。みんなでかけっこして、速かった人には景品をあげますっていうのと、遅かった人には参加賞あげません、って言うのの違いみたいな?

状況は同じで、景品を「もともとないもの」と捉えるか「もとからあるもの」と捉えるか、ただそれだけの話。それなのに前者だと祝福しようって気になって、後者は妬ましい気持ちになる。

この辺わりと根源的な世界観に絡むと思うので、日本でも「自然選択」って言い方が主流になるといいな。