Embed APIがバージョンアップしました

http://code.google.com/intl/ja/apis/wave/embed/guide.html

あたらしいEmbed APIはこんな感じ。


<html>
<head>
<title>Google Wave Embed API Example: Simple Wave</title>
<script src="http://www.google.com/jsapi" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript">
google.load("wave", "1");
function initialize() {
var wavePanel = new google.wave.WavePanel({
target: document.getElementById("waveframe"),
});
wavePanel.loadWave("googlewave.com!w+FBmbqBlDU")
}
google.setOnLoadCallback(initialize);
</script>
</head>
<body >
<div id="waveframe" style="width: 500px; height: 100%"></div>
</body>
</html>

いろいろ変わったように見えるけど普通に使ってる限りは意外にそうでもなくて*1、ライブラリのロードと初期化の方法が変わっただけと思ってて大丈夫だと思う。一応変更のあった項目を一覧すると

  • ライブラリを直接指定するんじゃなくてGoogle AJAX API経由でロードするようになった
  • クラスの名前空間がグローバルから google.wave. になった
  • UIConfigクラスがなくなった
  • addReply関数、setEditMode関数、loadSearch関数がなくなった
  • 文字色・文字サイズ・フォント指定ができなくなった

要するに、いったん特定のwaveを外部サイトに貼りつけるという用途に絞り込んで全体的に仕切り直した、という感じ。

名前空間google.wave. になってるのがちょっと気になってWave上で質問してみたところ、今のところEmbed APIGoogle Wave専用とのこと。セキュリティの絡みでいろんな機能を足したり汎用的にするのにいろいろと手間取ってそうな気配。でも、将来的に汎用的になったらまた名前空間を変えるつもりなんだろうか・・・。

*1:というか、もともとできることが少ないAPIなので大きくは変わりようがない