3Dゲームファンじゃない人のための「3Dゲームファンのためのグラフィックス講座」


とかド失礼なことを呟いていたら献本いただいたので感想など。

ぶっちゃけ3Dファンでもゲームファンでもないんだけどかなりおもしろかった。技術書一気読みしたのは久しぶり。

3Dゲームファンのためのグラフィックス講座

3Dゲームファンのためのグラフィックス講座

考えてみればこの本って識者によるいろんなゲームに関する見どころ解説なわけだし。よく分かんない将棋やサッカーですら見どころをうまく説明してくれるとなんか分かった気になって楽しいわけだから

プログラムに関わる技術をこういうふうに紹介されて面白くないわけがない。もちろん面白いだけでこれ読んだからっていきなり素人が3Dグラフィックをばりばり書けるようになることはないけど、観客としてこれだけ楽しめれば十分満足。

もともとがWeb連載で単発のトピックでも読めるように書かれているから、通勤電車で読むのにちょうどいい上、トピックス間で説明が少し重複してる部分があるのも素人にはありがたい。次は前作の方を自分で買って読んでみようかなと。

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術

しかし、前作からガラっと表紙の雰囲気を変えたのはやっぱマーケティング上のなにかなんだろうか。