大人のプログラミング言語Dart
Dartの本を翻訳しました。今月28日発売です。
- 作者: Chris Buckett,あんどうやすし,粟納裕貴,勝又雅史,川俣千恵子,植田大貴,井関正也,水野あゆみ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 大型本
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こんな記事を書いたり、こんな記事を勝手訳したりしておきながら、しれっとDart本の翻訳に参加し、あまつさえ訳者まえがきでみなさんにDartをオススメする。この変り身の早さ、このしたたかさこそが激動の現代を生き抜くのに最も必要とされているものと言えるでしょう。かのチャールズ・ダーウィンは言いました。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」
何一つ恥じ入るところなどない、これこそが正しい大人の姿です。この私の背中を見て人生に迷う若者たちがしなやかに強く生きる術を身につけてくれればと願ってやみません。
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という照れ隠し的なエクスキューズはさておき。言語の本は一度書いてみたいなぁと思っていたので、翻訳書とはいえなかなか喜ばしいです。ものすごい大それた日本語タイトルがついていて初めて見た時は結構ビビリましたが(原題は「Dart in Action」)。
「プログラミング言語Dart」というタイトルではありますが、実際のところ本書は言語仕様を説明するような本ではなく、「Dartを使って何かを作りたい」という人のための本です。そこさえ勘違いしなければとてもいい本だと思うので、本屋で見かけたらまずは著者紹介だけでも目を通していただけると嬉しいです。