HTML5 Japan Cupで優秀賞を頂きました

どうせなら賞状は吉川さんじゃなくて池澤さんから受け取りたかったです・・・。

受賞作は先日のエントリでも書いたEnraged Fowls、要するにAngry Birds 3D。作り始めたの5月半くらいで時間ないし、基本的なところができたらあとは細かいところを詰めるよりもタイトル画面とかクリア画面とかの必須要素をひと通り作って全体的な完成度を上げておこうという方針で進めましたが、講評を見る限り正解だった模様。

http://blog.5jcup.org/2014/07/html5-japan-cup-2014_27.html
3Dの表現力とアプリケーションとしての完成度が極めて高い作品である。正直、若干こなれていない操作性や現在用意されているシナリオの単純さなどから、ゲームとしてはこの作品で遊び続けたいと思わせる域にまで達していないが、スマートフォンと連動させるアイデアなど将来性を感じさせるものがある。ソースをオープンソースとして公開するだけでなく、アプリケーション開発中に必要になり作成したライブラリも公開するなど、技術面で多くの人に大変参考になる作品であり、その点からも大いに評価したい。

ちなみにこの講評はGoogleの及川さんに頂きました。光栄です。

HTML5 Japan Cupはまず事前に最優秀賞候補として4作品が選ばれ、HTML5 Japan Cup 2014 The Finalでそれぞれ5分のプレゼンをして会場内の投票で最優秀賞を決め、残りが優秀賞になるという方式でした。と言っても私の応募作は細かいつめが足りないのは分かってるし、最優秀を取ることはそれほど期待せず、大画面でゲームをプレイするのとやりたいことを宣伝するのを目標でした。そのプレゼンが以下。

https://docs.google.com/presentation/d/10l6TNr4xW5t4dGRdcFriayiIeLDmeWgwaYUt9MDPIng/present#slide=id.p

残念ながら何故か壇上でウェブカムが動かなくて大画面でゲームするという野望は果たせず。後で席に戻ってブラウザ再起動したら動いただけにほんと無念。やっぱ5分でデモ込みでプレゼンするというのは短すぎてトラブルが起きたら全く対応できなくてキツい・・・。まぁこんなこともあろうかとスライドに動画を埋め込んでおいたのは不幸中の幸いでしたが。

これ、大画面でやったらおもしろいと思ったんだけどなぁ。

結局最優秀はfokaさんのコトバツナギ。これかJS Racingが最優秀だろうと思ってたので納得感あります。どちらも完成度むっちゃ高かったし。この作者さんたちとは懇親会で話をしてみたいと思ってたんだけど娘が来てて動きづらかったのと、あんまり顔を覚えられない質なので結局見つけられませんでした。ちょっと残念。

そういえばtwitterでチラチラ5jcupの賞状の画像を見ますが、優秀賞・最優秀賞については当日まで誰が賞をとるか決まらない関係でその場ではなにももらえませんでした。郵送されるらしいので、もらったらこの辺に画像貼ります。

[Reserved]

最後に短い期間に数多くのハッカソンなどのイベントを開催し、300近くもの作品を審査したスタッフの皆さんに。お陰さまで開発から応募、結果発表、最終プレゼンと2ヶ月近くもの間とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。来年も再来年も、末永く開催されることを期待しています。

あとおまけ。会場で眠るうちの娘さん。うちに帰ってから「とーやん、がんばったがんばった」って何度も言われたので、たぶん人生的な意味合いで総合的に見て今回のコンテストの優勝者は私といっていいんじゃないでしょうか。