俺が今日美容院に行った話をしようか

美容院に行こうと思うんよ。
普段は1000円のとこで10分で切ってもらってるんだけど、
なんかね、同僚に誘われて冒険してみたくなったんよ。

で、冒険ついでにもう一生やらないような髪型にしようと思うんよ。
お盆に実家に帰るんだけど、そのことはとりあえず考えないんよ。

...

てことで美容院初体験。


ヘアカタログで事前にチェックしておいた頓狂な写真を指して「こんな感じにしてください」って言ってみたところ、坊主でちょっとおかまっぽいしゃべりの美容師さんに全力で止められた。


「やれといわれれば全く同じにもできますけど、それだとカッコいいというより単なる目立ちたがりですよ」


みたいな。忠告ありがとう。いい人だ。そしてヘアカタログ無残。


相談の末、結局その写真をベースにもう少しだけ大人しくした髪型にすることに。ヘアカタログのは髪の長さが3段階(長髪部+短髪部+つるつる)になってたんだけど、それはやりすぎということで一つ減らして2段階(長髪部+短髪部)に。色はカタログどおりにツートンなんだけど、色味はかなり抑えて×金髪→○軽い茶髪。

「二段にするならこの辺にラインを入れてみたいんですけど・・・」

などと果敢に言ってもみたけど

「だからこれ以上はやりすぎだつってんだろ。聞けよ、人の話を。」

と言ったようなことを柔らかく諭されて撃沈。

「ちゃんとがんばって格好よくするからあんまり突拍子もないこと言わないで」

なんかだだっこを見る目になってる?とりあえず私のことをとても心配してくれてることは理解できた。個人的には面白ければそれでいいんだけどそんなこととても言えないなぁこれは。


ヘアカタログを見ながら2時間ほど頑張ってくれて、やり遂げた美容師さんの最後のアドバイス
「こういう髪型はキャラクタになりきることが大切です」
いやその、アシンメトリなモヒカン?のキャラクタ設定ってのがそもそもわかんないよ。ナイフ舐めながら「ヒャッハー」みたいの?