Smalltalk勉強会まとめ

前から思ってたこと。普通のプログラミング言語は「ツール」だけど、Smalltalkは「素材」だと思う。ハンマーを渡されたら「とりあえず釘でも打とうか」と思えるけど、いきなり粘土を渡されても「なんか作りたいけどなに作ろう?」と悩む。Smalltalkを初めて触ったときに戸惑うのは、つまりそういうことじゃないだろうか。


ということで、本日の「緊急Smalltalk勉強会」まとめ。まずは参加者の皆様、急な告知にもかかわらずご参加いただきありがとうございました。Smalltalkの文法から始まり開発ツールの使い方や(主にSqueak製の)あまりみないタイプのアプリケーションの紹介、果てはRuby、Haskel、Arcの話題までなぜか出てきて非常に勉強になりました。


特にSmalltalkに関しては梅沢さんから貴重な話をたくさん伺うことができました。おそらく梅沢さんがいなかったらSmalltalk勉強会と言う名のRuby/Rails勉強会になっていたと思われます。重ねてありがとうございました。


今日聞けた話で個人的に特に興味深かったのはSeasideとGlassでしょうか。SeasideはSmalltalk製のアプリケーションサーバーと言うことだけ知ってましたが、ブラウザ上であそこまで自由に編集できてしまうものとは思ってませんでした。要はブラウザでサーバー上のイメージの開発環境を実現しようとしてるわけですか。Smalltalk恐るべし。


Glassについては、単語自体今日始めて聞きましたが、上記のSeasideとOODBを使ってWebシステム開発をすると言う話だけでも、ものすごく面白そうです。ていうかNEPLってもうこの構成でいいじゃん。


ところで、「Smalltalkをどうやって覚えたらいいですか?」と梅沢さんに聞いてみたところ、答えは「体で覚えろ」でした。とてもマッチョな言語ですね・・・。しかし「粘土で何作ったらいいですか?」と言う問いに「こねながら考えろ」と言われたんだと思えば納得するほかありません。


てことで、近いうちなんか作ります。何作るかはこれから考えますが、もし決まらなかったらとりあえずOPIかなぁ。(またかよ