LL Diverでいい忘れたこと

LL Diverのmozaic.fm出張版Dartについてこれは言っときたいなーと思ってたことをいい忘れてたことにたった今気がついたので忘れないうちにブログに書いておきます。

ホントはあの場で言っておきたかったこと、それは
DartはDX(Developer Experience)を重視している」
ということです。

これはI/Oのとあるセッションでの発言ですが、要するに「Dartは単なる一プログラミング言語ではなく、開発体験全体を改善することを目的としている」と理解しました。プログラミング言語自体はその目的を果たすためのパーツの一つに過ぎません。クライアント・サーバーで同じ言語が使えることや、コード補完の効くIDEが存在すること、パッケージマネージャや専用リポジトリが初めから存在すること、すべてこれまで開発体験を損ねていた問題に対応しようとしているものです。JSにクラスや型がないのが不満だから作りましたとか、ブラウザ上でhoge言語を使いたいので作りました、とかいう凡百のaltJSとは初めからその志の高さが違います。

セッションでは「TypeScriptは現実、Dartは夢」と言いました。しかしもういっそのことこう言ってもいいかもしれません。「(Dart以外の)実用に足るaltJSは現実、Dartは夢」。

なぜか頭のなかで「I Dreamed a Dream」が鳴り響いてるけど、成就するといいなぁ。