そういえばちょっと前にテオ・ヤンセン展行ってきた


http://www.hibiya-patio.jp/theo/

「新しい命の形」という副題を文字通り受け取るのはどうかと思うけど、とりあえずすごく大きなものがまるで生きてるみたいに自律的に動くというのはとても面白い。

予定とか見ずに適当に行ったんだけど、たまたま私が行った時間にデモが行われてて、会場内で一番大きいStrandbeestが動くのを見ることができた。ばかでかい骨組みが突っ立ってるのを見て想像を膨らませるのも悪くはないけど、あれはなるべく動いてるところを見るべき。

空気圧で動かしてることと、骨組みがプラスチックパイプで剛性率がそんなに高くないことで全体に動きが柔らかくてホントに生物みたい。動くところを一度見ておくと、ただ突っ立ってるだけの展示も「これがああいう風に動くのか」と思えて存在感がぐっと増す。海岸で群れなして動いてると圧巻なんだろうな。

アレがそのまま進化して生命になるなんてことはあり得ないにしても、そういう未来を少しは想像したい気持ちになる、いいアートだと思った。

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ところで、はじめて展示のサイトの動画見たときから、この動きBox2DFlashAS3のデモで見たのと似てるなーと思ってたんだけど、今デモを見直したらタイトルにTheo Jansen Walkerって書いてあった。まさにそのものだったのか。