さようならパメラたん

ぼくだけの力で、
このエントリを訳さないと・・・。
パメラたんが安心して・・・、
辞められないんだ!


Google Maps/Wave担当のDeveloper Relationsで、Google Developer Dayにも毎年話をしに来てくれていたPamela FoxがGoogle辞めたそうな。その筋ではPamelaはGoogleの顔的な感じもあったのでなかなかショック。「パメラ?だれそれ?」って人も、GDDで発表してた髪の毛が青かったりピンクだったりしたGooglerと言えば分かる人もいるかもしれない。

同じ悲しい思いのGoogleファンが他にもいると信じてパメラのさよならエントリを勝手に訳す。


http://blog.pamelafox.org/2011/02/goodbye-google-hello-world.html

グッバイ、グーグル。ハロー、ワールド!

ちょうど4年前に、ウェブ業界のおける最高の会社の一つの、一番クールな部門の一つ、Google Developer Relations、で働き始めた。私の仕事は開発者たちが私たちの提供するAPIを、どうにかしてうまく使えるように手伝うことだった。その「素晴らしい仕事」はなぜ私たちのAPIがIE6で上手く動かないのかを見つけるために何時間も格闘するということを意味する場合もあれば、エキゾチックな国々へ赴きAPIについて講演するといったより魅力的なことを表す場合もあった。

これは私が経験した最初のそして唯一の職務で、完璧に私向きな仕事だった。愛すべきたくさんの仕事がそこにはあった: 何かを作ること(マッシュアップ)、人々(開発者)を教育し、物事(ウェブテクノロジー)を学ぶこと。しかし、過去形で書かれていることから分かるように、それはもはや私の仕事ではない。なぜGoogleを去ることにしたのか、たくさん理由を並べ上げることもできるが、それはまとめると次のようになる: 私には次の冒険に出かける準備ができている。

...はどうなるの?

私がGoogleに置いていくものについて心配させたくはないので、私がやってきたこととそれがいまどうなっているかについてここに要約しておく:

  • Maps API: 知らない開発者も多いようで、私には未だに毎日(今日も!)メールが送られてくるけれど、本当のところMaps APIについては一年半前に担当ではなくなっている。Maps APIチームはいまではとても大きく、複数のサポートエンジニアが所属しており、非常に才能溢れるChrisやLukeの名をフォーラムで見ることもあるだろう。
  • Wave API: GoogleはWaveプロジェクトを継続しないことを決めたので、Wave APIは実質的に非推奨となった。Waveのほとんどは今やオープンソース化されApacheコミュニティの熟練者たちの手に引き継がれつつある。
  • Shared Spaces: 幾人かの元Waveチームメンバーと共に、数カ月前にこのサービスをLabsで立ち上げるのに協力した。私の同僚はこのプロジェクトでアイデアを実現することを続けるので、うまくすればいつかコラボレーションプラットフォームとして他のGoogleプロダクトに組み込まれることになるだろう。
  • Google Sydney Developer Relations: はじめてGoogle Sydneyに来たとき、ここでDeveloper Relationsとして働くのは私一人で、地元の開発者たちとの関係はほとんどなかった。私はこの問題を何とかすることに決め、イベントを開いたり、地元の開発者たち(いずれ分かったが、彼らは非常に優秀で誠実な人たちだった)とミーティングを持ったりすることにした。今、このオフィスに居るDeveloper Relationsのクルーは次の人達だ: Go担当のAndrew、Blogger担当のBrett、App Engine担当のNick、Maps担当のChrisとLuke。彼らはこれからも地元の開発者たちとの関係を続けて素晴らしい仕事をしてくれるだろう。
次はどうするの?

今のところなにか特別にやるべきことはない。言い換えると、私はなんでもすることができる。頭の中にあるアイデアを実現したいし、行ったことのない場所を訪れたいし、何年も会っていない人たちに会いたいし、新しいことを学びたいし、人生がどこに私を連れていってくれるのかを見たい。

分かってる、分かってる。これじゃ曖昧すぎるよね。だけどそれはわざと。私は何も予定を決めずに、あらゆる選択肢を検討して、どれが一番私を幸せにしてくれるかを考えたい。あぁ、幸せになるための選択肢の一つには、完璧に「無計画」という計画に従って動くというのもある。

ただ、いずれにしても私はなんとか居場所を決める必要がある。政府は「ペーパーワークも従業員契約もなしに住みたい場所に住む」という考えは認めてくれないだろう。なのでとりあえずは、合衆国に戻ってサンフランシスコにしばらく住むつもりだ。(そう、私はギークだから、友人がどこに住んでいるかGoogle Mapsに記した。そのマーカーの密度によると尋ねる友人の数を最大化するにはサンフランシスコが最適な場所なのだ)

ありがとう

私の仕事には愛すべき多くのものがあったが、私が最も愛したのは開発者たちだった。様々な国で、様々なことをする、様々な開発者に会った。世の中の全ての開発者のみんな、私に刺激や影響を与えてくれてありがとう。そしてこの4年間の仕事をこのように実りの多いものにしてくれてありがとう。

じゃあね!

歴史上最も偉大な新聞連載漫画からセリフを引用しよう。「魔法の世界だよ、ホッブズ。さぁ親友、探検に出かけよう!」

:)


とりあえずサンフランシスコに向かう以外これからのことは完全に白紙みたいだけど、しばらく静養してまた頑張って欲しいすね。

パメラたん、
君が辞めたら
Googleががらんと
しちゃったよ。
でも・・・すぐに
慣れるとおもう。
だから・・・、
心配するなよ
パメラたん